注文住宅で叶うボタニカルな生活!育てやすい植栽なども解説

公開日:2023/11/15   最終更新日:2023/08/16

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豊かな自然とともに暮らすボタニカルな生活を注文住宅で実現しませんか?この記事では、植物を取り入れるメリットとボタニカルな雰囲気を作るための育てやすい植栽の選び方について解説します。さらに、植栽への水やりのコツもご紹介。自然の美を取り入れた心地よい暮らしを始めましょう。詳細な情報をお楽しみください。

暮らしの中に植物を取り入れるメリット

植物は私たちの生活にうるおいといやしをもたらしてくれる存在です。

観葉植物や室内グリーンは、多くのメリットをもっているだけでなく、心地よい空間を演出してくれます。ここでは、暮らしの中に植物を取り入れるメリットについて詳しく見ていきましょう。

自然な空気清浄と調湿

植物は光合成を通じて二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。

そのため、部屋に観葉植物を置くことで、自然な空気清浄が実現します。また、植物は葉から水分を蒸散させるため、室内の湿度を調整し、乾燥を防ぐ効果もあります。

心をリラックスさせる効果

緑の植物に囲まれると、心が安らぎ、ストレスが軽減されるという研究結果もあります。

樹木に接することで副交感神経が活発になり、リラックス効果が得られるのです。また、植物が発散するフィトンチッドは、脳内のα波を増やし、精神を安定させる効果もあります。

いやしとリフレッシュ

とくにマイナスイオンを多く発生させる植物は、アレルギーの抑制や精神の安定、安眠の促進に役立ちます。

日々の疲れをいやし、リフレッシュしたいときには、観葉植物のそばで過ごすことをおすすめします。

インテリアとしての魅力

観葉植物は、室内のインテリアに馴染みやすく、おしゃれな雰囲気を演出します。

さまざまな植物の形や葉の付き方を楽しむことで、部屋の雰囲気を簡単に変えることができます。テーブルや棚に小さな観葉植物を飾るだけでも、部屋が華やかになります。

目の疲れを軽減する効果

現代社会では、デジタルデバイスの使用が増えており、目の疲れを感じることがよくあります。

緑色の植物は目の疲れを和らげてくれるといわれています。緑色を見るだけで心が落ち着くため、デジタル疲れのリフレッシュにも役立ちます。

成長を楽しむ喜び

観葉植物を育てることは、手間をかけて美しい植物に育て上げる達成感を得られることがあります。

日々の水やりや手入れを通じて、自然とのつながりを感じることができます。苗から育てることで、植物の成長をじっくりと観察し、愛着をもつこともできるでしょう。

ボタニカルな雰囲気を作るために!育てやすい植栽の選び方

植物を取り入れることで、心地よいリラックス効果や豊かな緑が生まれ、日常のストレスから解放されることができます。

しかし、初心者や忙しい方にとっては、育てにくい植栽を選んでしまうと失敗してしまうこともあります。そこで、ボタニカルな雰囲気を作るためにも育てやすい植栽の選び方をご紹介します。

常緑樹を選ぶ

ボタニカルな雰囲気を持続させるためには、季節を問わずの植物を選ぶことが大切です。

常緑樹は一年中葉を保つため、四季折々の美しい緑を楽しむことができます。代表的な常緑樹としては、シマトネリコやユキヤナギなどがあります。これらの樹木は育てやすく、観葉植物としても人気があります。

日陰にも対応した植物を選ぶ

日当たりのよい場所だけでなく、日陰の場所にも植物を配置することで、ボタニカルな雰囲気を広げることができます。

日陰に適した植物としては、シダ植物やヤツデなどがあります。これらの植物は日光が少なくても育つため、日陰のスペースを活用して自然な雰囲気を演出しましょう。

低メンテナンスな植物を選ぶ

忙しい現代社会では、庭や植物の手入れに時間を割くのが難しいこともあります。

そんな方には、低メンテナンスな植物を選ぶことをおすすめします。たとえば、サボテンや多肉植物は水やりや手入れが少なくて済み、ボタニカルな雰囲気を手軽に楽しむことができます。

ポット植えや鉢植えを取り入れる

庭のスペースが限られている場合や、ベランダや室内でボタニカルな雰囲気を演出したい場合は、ポット植えや鉢植えを活用しましょう。

鉢植えは移動が簡単で、季節や気分に応じて配置を変えることもできます。また、個性豊かな鉢を使うことで、オシャレな雰囲気をプラスすることもできます。

植栽への水やりの仕方にも注意!

植物を育てる上で、水やりは非常に重要な要素です。

適切な水やりを行うことで、植物は健康的に成長し、美しい姿を見せてくれます。しかし、過剰な水やりや不適切な方法で行うと、逆に植物を傷つけてしまう可能性があります。植栽への水やりの仕方にも注意を払い、植物たちを愛情をもって育てましょう。

適切な頻度で行う

水やりの頻度は季節や気候によって異なります。

春や秋は成長が活発な時期なので、土の乾燥具合を確かめながら3~4日おきに水やりを行いましょう。

夏は猛暑で植物が乾燥しやすいので、毎日あるいは朝晩の涼しい時間帯に水を与える必要があります。冬は休眠期なので水やりは控えめにし、10日に1度程度で大丈夫です。適切な頻度で水やりを行うことで、植物は適度な水分を得て健やかに成長します。

根元に注ぐ

水やりをする際は、植物の根元に注ぐようにしましょう。

葉や花に直接水がかからないようにすることで、病気のリスクを軽減します。根元に水を注ぐことで、根がしっかりと水を吸収しやすくなります。

適量の水を与える

適切な水のを与えることも重要です。

土が乾燥している場合はたっぷりと、湿っている場合は適量を加減して与えましょう。過剰な水やりは根を傷つける原因になり、根腐れや病気を引き起こす可能性があります。土の状態を確認しながら適量の水を与えることで、植物の健康を保ちます。

水の温度に気をつける

とくに夏は水の温度に注意が必要です。

ホース内に溜まったお湯は植物に熱い水をかける原因になりますので、最初の水は捨ててから与えるようにしましょう。朝や夕方の涼しい時間帯に水やりを行うことで、植物の根を傷つけるリスクを軽減できます。

まとめ

この記事では、注文住宅でボタニカルな生活を楽しむ方法を紹介しました。植物を取り入れることで暮らしにさまざまなメリットがあります。さらに、ボタニカルな雰囲気を作るためには育てやすい植栽の選び方が重要です。水やりの仕方にも注意して、健康的な成長と美しい姿を楽しむことがポイントです。ボタニカルな空間を手軽に実現し、自然の美を取り入れた生活を送りましょう。

 

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